地球環境の維持のため、全世界的に温室効果ガスの排出量の削減に向けた取組みが進められており、我が国においても温室効果ガスの削減目標が定められています。
公正取引委員会は、環境負荷の低減と経済成長の両立する社会、すなわち「グリーン社会」の実現に向けた事業者等の取組みを後押しすることを目的として、2023年3月に「グリーン社会の実現に向けた事業者等の活動に関する独占禁止法上の考え方」(グリーンガイドライン)を策定しました。
グリーン社会の実現に向けた政策として中心的な役割を担うのは、規制や補助金等によって直接的に対応する環境政策等ですが、今後、これに加えて、グリーン社会の実現に向けた企業や業界団体等の取組みが活発化・具体化していくものと考えられます。競争政策の観点からも、これらの取組みを促進するために、法適用・法執行に係る透明性および事業者等の予見可能性を一層向上させることを目的としてグリーンガイドラインが作成されています。
本セミナーでは、公正取引委員会でグリーンガイドラインの策定作業を担当された吉成量平氏をお招きして、グリーンガイドラインの概要をご説明いただくとともに、環境法分野を取扱う弁護士および競争法分野を取扱う弁護士のそれぞれの視点から、グリーンガイドラインを踏まえた実務対応について、掘り下げた議論を展開していただく予定です。是非ご参加ください。
日時 | 2023年12月6日(水)午後3時~午後5時 【開催済】 |
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場所 | ZOOMによるオンライン開催 |
内容 | 1.「グリーン社会の実現に向けた事業者等の活動に関する独占禁止法上の考え方」について 【講師】 吉成量平(公正取引委員会事務総局官房国際課総括係長、前同経済取引局調整課調査専門官) 2.環境法の観点から見たグリーンガイドライン 【講師】 内藤丈嗣(弁護士・内藤・大塚法律事務所) 3.パネルディスカッション 【パネリスト】 吉成量平 内藤丈嗣 木下雅之(弁護士・東町法律事務所) 【司 会】 籔内俊輔(弁護士・北浜法律事務所) |
主催 | 日本CSR普及協会 |
後援 | 日本弁護士連合会 |
参加費 | 1,000円 |
申込方法 | 【開催済】 |